神奈川県平塚市の整形外科〜医療法人社団 久保田整形外科医院〜
やましたリハ通信

やましたリハ通信 第32号

2022年9月

第32号 歩行訓練による歩行機能の改善

副院長 久保田 聡

今年は例年よりも早く梅雨明けが宣言され、連日暑い日が続いておりましたが、9月に入り、少し朝晩肌涼しくなってきており、体調の変化に 気を付けたい今日この頃です。いまだ新型コロナウイルス感染第7波が続いていますので、引き続き感染予防の基本に立ち返って、手洗い・マスク装着を行い、感染予防に努めていく必要があると思います。

ロコモ度別でのTUGテストの変化

7月に日本の整形外科開業医が中心となって活動している日本臨床整形外科学会が徳島県で開催され、「ロコモ度を用いた通所リハビリテーション1年後の歩行機能の変化」という演題で発表致しました。ロコモ度別においても、歩行訓練を行うことで、歩行機能が6ヵ月後には改善され、1年後においても維持されていることが分かりました。

歩行機能の改善・維持を目的に、ぜひ 一度、当通所リハビリテーションにご見学いただければ幸いです。

今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

令和4年9月


重心移動の練習です

胸やおへそ下を意識しましょう

今回は、「フロンランジ」をご紹介します。

STEP1
真っ直ぐに立ちましょう

STEP2
片脚を前方に踏み出し、体重を乗せましょう

STEP3
元の姿勢に戻りましょう

注意点
②痛みのない範囲内で行ってください

※まずは、5回から始めましょう
 REHASAKUより引用
(作業療法士 笹部 泰晴)


季節の変わり目にご注意を

9月に入って秋口になると、溜まっていた夏の疲れがでやすくなります。

気圧や朝晩と日中の気温差が大きくなることで、体温や発汗を頻繁に調節しなければならず、自律神経のバランスを保つことが難しくなってきます。

自律神経の改善には、規則正しい生活が大切です

①栄養バランスが良く、 エネルギーのある食事を3食しっかり摂りましょう。特に肉・魚(マグロ、カツオ、サンマなど)・大豆・バナナなどは日常的に摂るようにしましょう。

②しっかり寝て、心と体を休めましょう。寝ている間は、副交感神経が優位に働いているため、心や体を休ませてる状態といえます。しっかり休んで自律神経のの不具合をリセットしましょう。30分程度の昼寝も有効です。

介護福祉士 大澤 彩


やました通所リハビリテーション
発行
久保田整形外科医院
発行責任者
施設長 久保田 聡
発行日
2022年9月
神奈川県平塚市山下458
医院:0463-35-2611 通所:0463-37-5786
バックナンバー
やましたリハ通信 第36号
変化の年を迎えて
やましたリハ通信 第35号
ロコトレをやってみましょう!!
やましたリハ通信 第34号
ロコモについてもっと知ろう!
やましたリハ通信 第33号
継続した運動習慣を
やましたリハ通信 第32号
歩行訓練による歩行機能の改善
やましたリハ通信 第31号
利用者評価を実施して
やましたリハ通信 第30号
ホームページをリニューアルしました
やましたリハ通信 第29号
より多くの方に知って頂くために
やましたリハ通信 第28号
ちょっとした運動をしましょう!
やましたリハ通信 第27号
継続したリハビリテーションの効果
やましたリハ通信 第26号
コロナフレイルに気を付けましょう
やましたリハ通信 第22号
新たなスタート!
やましたリハ通信 第21号
新しい年を迎えて
やましたリハ通信 第20号
介護度の変化を調査して
やましたリハ通信 第19号
診療報酬・介護報酬同時改定に際して
やましたリハ通信 第18号
「ストップ・ザ・ロコモ」を目指して
やましたリハ通信 第16号
通所リハビリテーションの意義
やましたリハ通信 第15号
「やましたリハ通信」の評価を頂いて
やましたリハ通信 第14号
医学会(北海道)に参加して
やましたリハ通信 第13号
「利用者評価」の実施結果を踏まえて
やましたリハ通信 第12号
多職種の連携を図るために
やましたリハ通信 第11号
健康寿命を延ばしましょう!
やましたリハ通信 第10号
地域包括ケアシステムの実現に向けて
やましたリハ通信 第9号
地域リハビリテーションの充実のために
やましたリハ通信 第8号
東日本大震災から3年
やましたリハ通信 第5号
防災意識を高めましょう!
やましたリハ通信 第4号
運動の習慣を持ちましょう!
やましたリハ通信 第3号
年頭に当たって
やましたリハ通信 創刊号
やましたリハ通信創刊に寄せて