平素は当通所リハビリテーション業務にご理解とご協力を頂きありがとうございます。平成21年5月よりリハビリテーションに特化した施設として、3時間以上4時間未満の単位でサービスを提供してまいりました。特に高齢者の方の日常生活動作の改善と転倒予防を目的とした個々の生活に主眼をおいたリハビリテーションを実施しておりますが、利用される方の年齢や疾患、運動機能等は様々でリハビリテーションに対する考え方も多様化しています。例えば3時間は長くてできない、個別療法だけやりたい、他サービス利用にリハを併用したいといった要望が寄せられていました。さらに平成30年の医療・介護の同時改定では、要介護者の医療保険リハビリテーションから介護保険リハビリテーションへの移行が今まで以上に緊密に求められてくると考えられ、その対応が早急に必要となってきました。そこで、医療保険の運動器リハビリテーションからスムーズな移行を行うために実施時間の短い「1時間以上2時間未満の短時間通所リハビリテーション」の実施も検討していくことに致しました。単位内で提供時間の異なる利用者も存在し得るという厚労省の解釈に基づいていますが、全国的にも「短時間通所リハビリテーション」が増えつつあります。
今後は個々のニーズに合致したリハビリテーションの実施を行っていきたいと考えておりますので今後ともどうぞよろしくお願い致します。
平成29年9月
個別療法・自主運動に重点をおき生活機能の改善を図ります!
内容や時間帯等についてお気軽にお問い合わせください。
10:45~11:00 | 11:00~11:20 | 11:20~12:00 |
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バイタルチェック 準備体操 |
小集団運動療法 | マシントレーニング 自主運動メニュー |
10:45~11:20 | 11:20~12:00 |
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バイタルチェック 個別運動療法 |
マシントレーニング 自主運動メニュー |
Bさん 68歳女性 要介護1 腰部脊柱管狭窄症
H24より週2回、やました通所リハビリテーションを利用
集団体操・OTによる個別運動療法を実施
*立ち上がり時は鼠径部を触り大腰筋が働きやすくするアドバイスにより体幹の過度の屈曲姿勢が解消しTUGの歩行スピードが改善した。
*背筋力低下による上肢への負担軽減のため、自主トレーニングとして背筋トレーニング等を提示した。
作業療法士 笹部泰晴