平成23年3月11日午後2時46分、集団体操と個別運動療法を実施している最中に突然、大変大きく長い揺れに襲われました。
日頃予測されていた東海・東南海地震が発生したのかと思わせるような激しい揺れでした。利用者の皆さんは初め動転された様子でしたが、スタッフの声掛けに従い冷静に行動してもらい全員無事自宅へ送迎することが出来ました。
これは三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の日本観測史上最大の東日本大震災です。
これを契機に今まで以上に日頃から防災に対する意識を持つことが重要であると実感しました。
理事長 久保田 亘
高齢者には「脊椎圧迫骨折」「変形性脊椎症」「脊柱管狭窄症」による腰痛が多く見受けられます。
これらは、腰背部の痛み以外に下肢のしびれや円背等の姿勢変化を引き起こす場合があります。
原因としては、骨粗鬆症や運動不足による体幹・下肢の筋力・柔軟性の低下があげられ、痛みで活動量が減少すると更に筋力や柔軟性が低下し、症状を悪化させてしまいます。
柔軟な身体は、動作時に生じる腰への負担を和らげ、強い筋肉は腰椎を保護し腰痛の軽減に繋がります。
ストレッチングでは、太ももの裏を伸ばします 図2。
反動をつけずにゆっくり行うことがポイントです。
筋力トレーニングは、腹筋と背筋を強化します。
どちらも、上体を起こすのが困難な場合は、起こす努力をするだけでも十分です。 図3.4
運動は無理のない範囲で毎日行うことが大切です!
(「3033運動」より 介護福祉士 大澤 彩)