副院長 久保田 聡
平新型コロナウイルス(COVID-19)が国内外を問わず流行している状況で、厚生労働省は予防法として、手洗いの推奨、3つの密(①換気の悪い密閉空間 ②多数が集まる密集場所 ③間近で発声する密接空間)を避けるなどの注意喚起をしています。
当施設としましては、予防策として、利用者・職員を問わず利用時に手指のアルコール消毒、検温を実施し、マスク着用を促しております。感染予防のための外出自粛によって、体力、筋力の低下が懸念されるため、継続した運動は必要であると考えます。当施設では3月の利用率(実際の利用回数÷ケアプランによる予定利用回数)は85%と例年と変わらない利用率でしたが、利用に不安がある方は後面の「リハビリ教室」にある自宅でできるエクササイズを御参照いただき、少しでも運動不足を解消していただければと思います。継続した運動は体力、筋力の維持のみならず体調管理にもつながるため、定期的な運動習慣はとても大切だと思います。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
令和2年5月
運動失調を主症状とする原因不明の進行性神経変性疾患の総称で、病型により、パーキンソン症候群・錐体外路症状・眼球障害・言語障害等を伴います。
《特徴》バランスが取れない・正確な運動ができない・筋緊張が低下する
各運動前に、バランスに関係する大腰筋のトレーニング系ストレッチを行います。具体的には、みぞおち周囲の押圧での動作を加えたストレッチを行っていきます。身体環境を整える事で筋出力の改善を図りやすくします
自宅でできる簡単な体操のご紹介!
握力の維持・強化が期待できます。② ①両手を前に伸ばします。② ②その状態でグーパーの動作を繰り返します。② 背中と肘を伸ばしてよい姿勢で10~20回程を目安に行いましょう。
腕全体の筋力維持や有酸素運動としての効果もあります。②
①ボクシング選手になったつもりで、こぶしを作ります。②
②右手・左手を交互に前に出し、軽めにパンチします。
10回~20回を目安に、好きな音楽等に合わせて行うのもよいでしょう。