副院長 久保田 聡
新型コロナウイルス(COVID-19)が報告されて1年経過し、日常生活でのマスクの着用や手指の手洗いなどの感染症対策が習慣化してきていると思います。運動についても、フェイスカバーの着用や屋外を中心とした密を避けた運動など少しずつ運動習慣も変化してきているのかと思います。しかし、現実的に定期的な運動習慣はややハードルが高いこともあり、なかなか実践できないこともあります。そのため、日常生活での家事や体操などで運動不足をカバーしていきましょう。
運動の目安は、散歩する程度の運動(3メッツ)を30分以上、週2回行いましょう。必ずしも30分にこだわらず、1回の時間を短くして、頻度を増やしてもいいです。(メッツ・・・運動量の程度を表す単位)
一番大事なのは運動習慣として続けることであり、家事も立派な運動です。プラスアルファの家事や家の中でできる作業をすることで、運動の習慣づけができれば良いと思います。
令和3年5月
※予防ストレッチ効果としては、週3日,30秒を3セット以上行うことで、毎日行ったのと同じくらい効果があるとされています。
(作業療法士 笹部泰晴)
今年度の介護報酬に改定に伴い、当初では以前開催していた[リハビリテーション会議]を再び開催出来るよう現在準備を進めています。(要介護認定を受けている方が対象です。)
会議の開催に当たっては、構成員である居宅介護支援事業の皆様の参加もお願いしたいと思っております。当所で実施しているリハビリテーションの内容を皆様にも知って頂き、情報共有を図り、必要な支援方法を一緒に考えていきたいと思っております。
※単位につきましては、以下の様になります。
《リハビリテーション加算(A)イ・ロを算定します。》
(A)イ
新規利用開始から6ヶ月以内 560単位(会議開催は毎月)
新規利用開始から6ヶ月超え 240単位(会議開催は3ヶ月に1回)
(B)イ
新規利用開始から6ヶ月以内 593単位(会議開催は毎月)
新規利用開始から6ヶ月超え 273単位(会議開催は3ヶ月に1回)
→CHASE/VISITへのデータ提出とフィードバックの活用