神奈川県平塚市の整形外科〜医療法人社団 久保田整形外科医院〜
やましたリハ通信

やましたリハ通信 第13号

2016年5月

「利用者評価」の実施結果を踏まえて

評価領域 説明 サービス 対応 体制 効果 総合
評点 82.8 85.6 91.8 85.1 86.4 86.4点

緑鮮やかな風薫る季節となりました。
さて、当通所リハビリテーションでは利用されている方の忌憚ない意見を聞くために、昨年12月、第三者機関である神奈川福祉サービス振興会に依頼し、利用者の評価を実施致しました。その方法は、利用者による自記式アンケートで、記入後直接振興会へ郵送して頂き、その後、当施設に結果が報告されます。内容としては、①サービスや利用料金、希望の聞き取り、計画書の説明 ②送迎の安全運転、家族への連絡、リハビリテーションの実施 ③職員の対応、本人への配慮 ④日時等の変更、要望や苦情への対応等の体制 ⑤身体状況の現状維持、継続利用の意向等の5項目となっています。結果として各項目においておおむね85点、総合86.4点の評価を頂きました。今回の実施は第三者による中立的な評価であるため大変意義あるものと考えています。しかし、いくつかご指摘を頂いたところもあるためリハビリテーション計画の再検討も含め、少しずつ改善させていきたいと考えております。今後も利用者の方それぞれの生活に眼を向けたリハビリテーションを提供してまいりますのでどうぞよろしくお願い致します。

理事長 久保田 亘


今回のテーマは「変形性膝関節症」です。

「変形性膝関節症」は、加齢に伴い膝の軟骨が摩耗し、動作時の痛み・水が溜まる・O脚に変形等の症状があり、正座ができない・膝が伸ばせない等の症状へ進行することもあります。


PTより「転倒予防のコツ」

「変形性膝関節症になりやすいのは、特に50歳以上の女性で、膝を安定させたり、体重を支えるための下半身の筋力が男性よりも弱いため膝に負担がかかりやすくなります。女性ホルモンの分泌が低下することも要因のひとつです。また、男女ともに肥満は大敵であり、体重が重くなれば、膝への負担が更に増えることになります。

日常生活のアドバイス

(PT 寺井勇二)


看護師から

ご存じですか? Q&A

①体重が1kg増えると膝にかかる負担は何kg増える?
②水を抜くと、くせになる?
③よく歩いた方がいい?

肥満や膝に負担をかけないように日頃から気をつけましょう!

答えはこちら

①3kg
②水を抜いてもまた溜まるのは炎症が治まていないためで、くせになるのではない。
③痛みを我慢して歩くのはかえって膝を痛めてしまう。

(看護師 一寸木邦子)


「リハビリ教室」から

*太陽の光はビタミンDの合成を促し、骨粗鬆症の予防に大切ですが、紫外線の強い季節では浴び過ぎると皮膚や眼の病気の原因になります。

紫外線量が多い季節と時間帯 5月~7月
午前10時~午後2時
眼に入る紫外線 朝と夕方が多い
対策 日傘・帽子・長袖の服・色の薄いサングラスを着用
化粧品はUVカット率の低いものをこまめに塗布(肌への負担が少ない)

紫外線の強いこの季節、上手に付き合い健康に留意しましょう!

(介護福祉士 立川実千代)


やました通所リハビリテーション
発行
久保田整形外科医院
発行責任者
施設長 久保田千栄子
発行日
2016年5月
神奈川県平塚市山下458
医院:0463-35-2611 通所:0463-37-5786
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