神奈川県平塚市の整形外科〜医療法人社団 久保田整形外科医院〜
やましたリハ通信

やましたリハ通信 第7号

2014年5月

やました通所リハビリテーション開設5年を振り返って

平素は、やました通所リハビリテーション業務にご理解とご協力を頂きありがとうございます。

当院は平成元年に整形外科医院として開設され、診療に対して「地域に医療情報を提供し内容の理解を図る」「病診連携を重視し医院の機能を確立する」「進歩・変革する医療に対しスタッフと共に努力研鑽する」という理念の下に地域医療に携わってまいりました。
また介護保険制度の導入により医療と介護の連携が不可欠であると考え、リハビリテーションに特化し、高齢者の運動機能や生活の質の維持を目的とした「やました通所リハビリテーション」を併設し現在に至っております。

現在では高齢者の方が住み慣れた地域で、自立した生活を継続されていくための一助として様々な介護サービスが提供されていますが、無床診療所に併設された通所リハビリテーションは市内では当院のみで、未だ数少ないのが現状です。
しかし、平成26年度の診療報酬改定では維持期リハへの移行促進を図るために「介護保険リハビリテーション移行支援料」が新設されました。今後、通所リハビリテーションの役割が重視され医療と介護の連携がさらに深まるものと考えられます。
当通所リハビリテーションでは、開設から現在まで運動器疾患の利用者が60%を占め、そのうちの2/3の方が介護予防リハビリテーションを利用されています1)。
運動器疾患のみならず脳血管障害や神経筋疾患の方も医療保険から引き続いてリハビリテーションの継続がはかられるよう理学療法士・セラピスト・看護師等の専門職と介護福祉士等の介護職が連携し、気持ちを新たに地域の医療・介護に貢献していきたいと考えております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

1)久保田亘ほか.クリニック併設通所リハビリテーションの地域における位置づけ-介護予防を中心として-.日臨整誌.2014;投稿中

理事長 久保田 亘


今回のテーマは膝の痛みです!

PTによるワンポイントアドバイス

日本では現在1000万人、60歳以上の女性では40%の方が膝痛に悩んでいると言われています。
その症状の多くは、「膝を曲げると“ピリピリッ”とした激痛が走る」、「畳に座る時・玄関などのちょっとした段差の上り下り・階段の降段が辛い」ということです。

近年の研究によれば、膝の軟骨細胞は年齢に関係なく再生し、その軟骨細胞の再生に最も欠かせないものは「酸素」です。
この酸素は、血液が運んで来てくれますので、膝の血行を良くすることが重要となります。
膝が痛いため膝を動かさないと、血行が悪くなり、軟骨細胞の再生を妨げることになります。
5月からの集団体操では、セラバンドやボールを利用した股関節・膝関節周囲筋の等尺性収縮(関節を動かさないで筋収縮を行う方法)など酸素を筋肉に取り込む運動がたくさん盛り込まれています。
無理なく頑張ってください!!

(理学療法士 石黒圭応) PTによるワンポイントアドバイス

集団体操

気候も暖かくなり、ウォーキング等、体を動かす機会が増えてきました。
冬の間、体を動かす事が少なく急に体を動かすと様々な部分に痛みが出る事も考えられます。
少しでも予防する為に筋力アップに加え、ストレッチ等セルフケアも重要です。

ストレッチの際注意する点
・反動をつけずにゆっくりおこなう
・痛みを我慢せず痛みの出ない範囲で行う

(マッサージ師 中野温子)

痛みが強い方は、入浴時に行うと
膝も温まり、また浮力により痛みが軽減します。

適度に体を動かし
痛みのない快適な生活を送りましょう!

「リハビリ教室」より

Q1:膝の水を抜くと癖になる?
A:関節液は膝関節の滑膜に炎症が起こった場合に溜まりますが、炎症が治まれば溜まらなくなります。
関節液が多量に溜まると、膝の曲げ伸ばしの際に圧迫されるような痛みや膝周囲の重だるさが出現するので、それらの症状が出た場合は水を抜いたほうが良いでしょう。

Q2:温める、冷やす、どちらが良い?
A:打撲や捻挫、骨折等の外傷による痛みは冷やすことで熱感や腫れを抑え炎症の拡大を抑えます。
膝痛等の慢性的な痛みに対しては、血行を促進させ、筋肉を柔らかくして痛みを軽減させるに温めた方

(看護師 桂野眞紀)
やました通所リハビリテーション
発行
久保田整形外科医院
発行責任者
施設長 久保田千栄子
発行日
2014年5月
神奈川県平塚市山下458
医院:0463-35-2611 通所:0463-37-5786
バックナンバー
やましたリハ通信 第16号
通所リハビリテーションの意義
やましたリハ通信 第15号
「やましたリハ通信」の評価を頂いて
やましたリハ通信 第14号
医学会(北海道)に参加して
やましたリハ通信 第13号
「利用者評価」の実施結果を踏まえて
やましたリハ通信 第12号
多職種の連携を図るために
やましたリハ通信 第11号
健康寿命を延ばしましょう!
やましたリハ通信 第10号
地域包括ケアシステムの実現に向けて
やましたリハ通信 第9号
地域リハビリテーションの充実のために
やましたリハ通信 第8号
東日本大震災から3年
やましたリハ通信 第5号
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やましたリハ通信 第3号
年頭に当たって
やましたリハ通信 創刊号
やましたリハ通信創刊に寄せて