神奈川県平塚市の整形外科〜医療法人社団 久保田整形外科医院〜
やましたリハ通信

やましたリハ通信 第22号

2019年5月

第22号 新たなスタート!

副院長 久保田 聡

昨年夏の日本列島は記録的な猛暑で、冬は大雪により大混乱となり、今年も桜は咲くのだろうかと心配しましたが、無事に満開を迎えました。桜を見ていると、どんなに困難な状況になっても、不断の努力を継続する大切さを考えさせられます。

この度、4月1日より副院長として外来診療を行うことになりました。横浜市立大学大学院で研究に携わった後、横浜医療センターで外来・手術を行いながら、整形外科医として経験を積んで参りました。昨年度までは週2回外来を担当しておりましたが、4月より毎日診療を行いますので、どうぞ宜しくお願い致します。

以前の勤務先では、多くの大腿骨頚部骨折の手術を行い、術後リハビリテーションで、受傷前に近い日常生活を送ることができるようになった患者さんもいました。しかし、月日を重ねる毎に、筋力やバランス感覚の低下などにより、転倒しやすくなり、歩行に困難さを自覚される方もいらっしゃいました。やはり年齢を重ねても元気に日常生活を送る上で、継続した運動即ちリハビリテーションは必要だと感じます。急性期のリハビリテーションから切れ目なく維持期のリハビリテーションに繋げることが重要であると考えております。

5月より新元号として「令和」となりました。桜から新緑の美しい季節にふさわしい気持ちで、元気を継続できるようリハビリテーションの必要性について再度考えても良いかと思います。今後とも、どうぞ宜しくお願い申し上げます。   

令和元年5月


利用者さんのリハビリコーナー

*リハビリの継続で改善された方を紹介します*

Aさん 女性 80歳 要介護2 短時間通所リハビリテーション利用

疾患:腰部脊柱管狭窄症
希望:外出機会を増やし、近所に歩いて買い物に行きたい

運動機能評価
TUG (3m往復歩行)
8.5秒以上で転倒の危険性が高まる
片脚立位
5秒以内で転倒の危険性が高まる
立ち上がり  30㎝ の台より可能でロコモ度2
移動能力が低下 
2STEP (大股で2歩)
歩行 FIM(機能的自立度評価)
  初回(H30.10.22) 6か月後(H31.4.8)
TUG 12秒 10秒
片脚立位 右1.4 左1.5秒 右2.2 左0.8秒
立ち上がり 30cm可能 ロコモ度2 30cm可能 ロコモ度2
2STEP 100/142cm(0.7) 110/142cm(0.8)
歩行 FIM 6点 10分の歩行で痛み増強 6点 1時間程度の歩行可能
電車で外出可能
リハビリ内容
  • OTによる個別訓練
    OTによる個別訓練の実施
    関節可動域訓練・ストレッチ・大腰筋促進トレーニング
  • 自主運動の実施
    片脚立位・スクワット・Tバランス・踏み台昇降 等

【ご本より】
自信を持って出掛けることができるようになりました。


「リハビリ教室」が変わります!

当通所リハでは、身体機能維持のためのリハビリテーションと合わせて脳の働きを維持・活性化できるように「脳のトレーニング」
(脳トレ)を「リハビリ教室」で隔週おきに実施します。
脳トレを行うことで普段は使わない脳の部位(前頭葉)を刺激したり、考えることで記憶力・思考力が鍛えられ、また、お互いに楽しむことで自然と会話が生まれ、コミュニケーションの増加に繋がります。
皆さまが楽しく負担なく取り組める内容を工夫しながら提供できるように努めてまいります。

介護福祉士 小野 亜矢 ・ 大澤 彩


やました通所リハビリテーション
発行
久保田整形外科医院
発行責任者
施設長 久保田千栄子
発行日
2019年5月
神奈川県平塚市山下458
医院:0463-35-2611 通所:0463-37-5786
バックナンバー
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新たなスタート!
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介護度の変化を調査して
やましたリハ通信 第19号
診療報酬・介護報酬同時改定に際して
やましたリハ通信 第18号
「ストップ・ザ・ロコモ」を目指して
やましたリハ通信 第16号
通所リハビリテーションの意義
やましたリハ通信 第15号
「やましたリハ通信」の評価を頂いて
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医学会(北海道)に参加して
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「利用者評価」の実施結果を踏まえて
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多職種の連携を図るために
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