やましたリハ通信 第16号
通所リハビリテーションの意義
新緑が眼に鮮やかな季節となりました。
日頃、当通所リハビリテーション業務にご理解とご協力を頂きありがとうございます。
平成21年5月の開設より早8年が経過致しました。その間、多くの高齢者の方にご利用を頂きましたが、この機会にその利用者の背景を調査し通所リハビリテーションの意義について検討致しました。対象は運動器疾患で通所リハビリテーションを利用された134名(平均80.8歳・22.1か月継続)で、開始時の介護度は支援1・2の方が56%でした。日常生活動作は杖歩行が大部分で、主疾患は脊椎椎体骨折・大腿骨頚部骨折・変形性関節症、脊柱管狭窄症等様々ですが、ほぼすべての方が循環器疾患・呼吸器疾患・糖尿病等の合併症をお持ちでした。そのためサービスを中止した方は半数近くが合併症の悪化によるものでしたが、当通所リハビリテーションは、医療機関併設であり、内科医療機関とも密に連携をとっていますので特に大きな問題はなく、安心してサービスを提供できると考えております。平成29年4月から平成30年に向けて要支援者に対して、訪問・通所介護相当サービスが平塚市介護予防・日常生活支援総合事業に変更されていますが、通所リハビリテーションは従来通りの介護給付・介護予防給付の対象となっています。従いまして、リハビリテーションサービスの実施を希望される方に引き続き、通所リハビリテーション実施の御案内をよろしくお願い申し上げます。
平成29年5月
集団体操
4ヵ月毎にテーマを設定し、セラバンドやボールを用いて着席で30 分程度行います。基本動作、生活動作のトレーニングになっています。
利用者さんのリハビリコーナー
*リハビリの継続で改善された方を紹介します*
Bさん 78歳女性 右大腿骨顆上骨折 要支援1
H22 よりやました通所リハビリテーション週1回利用
《2月評価時》
立ち上がりテスト:ロコモ度2
(両脚で30・20cm立ち上がり不可)
ロコモ25:痛み 3 生活 17
FIM : 自立7
MMT: 体幹 3
大腿四頭筋 3
集団体操(転倒予防体操) 0T 指導の小集団体操を実施
《4月評価時》
立ち上がりテスト:ロコモ度1
(両脚で20・30・40cm立ち上がり可)
ロコモ25:痛み 1 生活 11
FIM :自立7
MMT:体幹 4
大腿四頭筋 4
・立ち上がり時は鼠径部を触り、大腰筋が働きやすくなるようにすること、胸骨付近を叩いて重心意識を上にもっていき膝への負担を軽減させることをアドバイス
・自主トレーニングとして体幹部賦活のためにスタビライゼーショントレーニング・ストレッチ等を提示
作業療法士 笹部泰晴